火傷は皮膚の損傷によって跡を残してしまうことがあります。日常生活の中で火傷をしてしまう場合はひと目につきやすい箇所の皮膚である場合が多いため、女性ではとくに気にしてしまうものです。料理中や家事の際に火傷をしてしまった場合は、すぐに流水で冷やすことが大切です。保冷剤などで患部を冷やすといった対処法もありますが、保冷剤はどこにでもあるわけではありません。
流水は一定の温度と湿度を保つことができ、衛生面からの安心して使うことができるため、できるだけ長い時間流水で流しながら冷やすようにしましょう。非常に冷たく冬場は特に耐え難いものですが、火傷の治り方が良好になるためできれば最低でも5分程度流すようにします。火傷の程度は個人の判断に任せず、すぐに皮膚科を受診することが安心です。処方薬を塗布することや、通院、日常生活の中での注意点などを指導してもらえます。
患部は紫外線にあてることによって跡をつくることも確認されています。跡が残らないようにするためには紫外線を遮るように衣服などで覆うようにしましょう。日焼け止めは症状のある部位には使用できませんので、患部をガーゼなどで保護し、しっかりと紫外線を遮るような対処が大切です。また民間療法は誰にでも効果があるわけではありません。
効果を得られないだけでなく、症状が悪化してしまうようなことがあっても自己責任となってしまいますので、必ず専門医である皮膚科を受診しましょう。