火傷の跡については、辛いものですが、軽い程度の火傷であれば、じょじょに火傷の跡が分からなくなるくらいにまで、回復することがあります。しかし、火傷が酷かったケースなどの場合には、背中全体に酷い跡などができてしまっていることがあり、そのために、かなり水着になることや、温泉に行くことが辛い、という方もおられます。水着については、上に羽織れるお洒落なアイテムも出ているため、それを使うことで隠すことも可能です。また、温泉などの施設には、最近では、このような火傷をされてしまった方のため、または手術などの傷跡を隠すために、お湯に入れても良い大きなタオルなどを配布してくれている施設もあるため、そのような点では、前よりも、社会的に配慮がされています。
このような傷跡についてですが、どうしてもこのようなものをなくしたい場合には、皮膚科の専門医の先生などに相談をすれば、良いアドバイスなどをくださることがあります。ただ、手術が伴うケースなどもあり、また、治せるものと、最高まで治しても傷が消えないケースとに分かれるため、まずは診察してもらうことが前提になります。また一方で、このように熱湯などをかぶってしまった場合に、すぐに冷水などで冷やせたケースの方が、傷などが深くならずに済む、とされています。このようなことから、緊急的な処置として、冷水などは、とても万が一の時に役立ちますので、必ず、準備をしておいた方が良いとされています。